【ラノベレビュー】魔王と勇者が時代遅れになりました 2【結城忍 】

『魔王と勇者が時代遅れになりました 2』レビュー：古き良き異世界ファンタジーへの愛と、現代社会への痛烈な風刺が融合した快作！

はいどうも！30歳独身貴族の俺です( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ

今回紹介するのは、『魔王と勇者が時代遅れになりました 2』！ タイトルからして「これは俺得案件だ！」ってビビッときた人も多いんじゃないでしょうか？(ﾟ∀ﾟ) 異世界転生モノは数あれど、ここまでブッ飛んだ設定で、しかもめちゃくちゃ面白い作品はそうそうないですよ！

あらすじ：魔王様、科学の力で成り上がります！

主人公は、悪に憧れる魔王イグサ様！ しかし転生したのは、剣と魔法が廃れ、科学が発展した異世界。 しかも、時代遅れになった魔王と勇者の存在意義は皆無… そんな世界で、魔王イグサ様は悪事を働くための資金とコネを集めるべく、民間軍事企業「魔王軍」を設立！ 賞金稼ぎで名を上げ、着々と成り上がっていくわけです。

本作の魅力は、なんといってもこのギャップ！ 魔王なのに悪事を働くために、めちゃくちゃ真面目に企業活動してるんですよ(笑) 部下の女の子たちを束ね、輸送業にまで手を広げ、賄賂で権力者を懐柔する姿は、もはや有能な経営者！ でも、根っこはやっぱり魔王様だから、時々悪巧みが顔を出すところがニヤニヤポイントです(￣ー￣)ﾆﾔﾘ

これはもはや異世界版「企業戦略SLG」！？

本作を読んでいて感じたのは、異世界版「企業戦略SLG」みたいだなということ。 イグサ様は、まるでゲームの主人公のように、次々と事業を拡大していきます。 新たな収入源を得るために輸送業を始めたり、敵対勢力の陰謀に便乗して一儲けしようと画策したり…。 その過程で、様々な困難に直面するんですが、イグサ様は持ち前の知略と、部下たちの力を借りて、見事に乗り越えていくんです。

特に、宇宙海賊の本拠地へ乗り込むシーンは、手に汗握る展開でした！ 艦隊戦あり、一騎打ちありと、まるで往年のSFアニメを見ているような熱い展開に、思わず興奮してしまいました！(≧∇≦)/

キャラクター：魅力的なヒロインたちに囲まれた魔王様、羨ましいぞ！

本作に登場するキャラクターたちは、みんな個性的で魅力的！ 特に、イグサ様を慕う部下の女の子たちは、それぞれ違った魅力を持っていて、見ているだけで癒されます(´ω｀)

ツンデレな天才科学者、健気なメイドロボ、戦闘狂の獣人…etc。 みんなイグサ様に忠誠を誓っていて、ピンチの時には体を張って守ってくれるんです。 こんなハーレム状態、羨ましすぎる！ 俺も魔王に転生したい！(切実)

おすすめポイント：時代遅れなんかじゃない！熱い展開とユーモアが満載！

この作品の何が凄いって、古き良き異世界ファンタジーの要素をしっかりと残しつつ、現代社会への痛烈な風刺も盛り込んでいるところ！

「科学こそ力」という世界観は、現代社会の資本主義を皮肉っているようにも感じられます。 イグサ様が、カネとコネを駆使して成り上がっていく姿は、まるで現代社会の成功者のよう。 でも、彼は決して清廉潔白な人間ではありません。 目的のためには手段を選ばない、腹黒い一面も持っています。

そんなイグサ様の姿は、読者に「本当に大切なものって何だろう？」と考えさせるきっかけを与えてくれるかもしれません。

まとめ：これは買い！絶対に後悔させません！

『魔王と勇者が時代遅れになりました 2』は、異世界転生モノが好きなら絶対に読むべき作品です！ 熱い展開、魅力的なキャラクター、そして、現代社会への風刺…etc。 様々な要素が絶妙なバランスで組み合わさっていて、読めば読むほどハマっていくこと間違いなし！

俺は、読み終わった後、すぐに続きが読みたくなりました！ 次巻が待ち遠しい！(>ω<)

さあ、あなたも今すぐ書店へGO！ そして、魔王イグサ様の活躍をその目に焼き付けてください！ 絶対に後悔させません！(｀・ω・´)ｷﾘｯ

タイトル	魔王と勇者が時代遅れになりました 2
著者	結城忍
出版社	TOブックス
発売日	2023年05月

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