【ラノベレビュー】捨てられた第四王女は母国には戻らない【風見ゆうみ】 - ラノベ道！～雑食ラノベ読みの徹底レビューサイト~

捨てられた第四王女は母国には戻らない：運命に翻弄される王女と、彼女を愛する騎士の物語！

これはもう、読んでよかった！と心から言える一冊でした。タイトルからも想像できる通り、王族の陰謀と、それを乗り越える王女の成長物語なんですが、ただそれだけじゃないんです！王道ファンタジーだけど、予想外の展開と、胸キュン要素も満載で、読み終わってからもずーっと余韻に浸れる、そんな素敵な作品でした( *´艸｀)

捨てられた王女、そして新たな運命

主人公のミーリルは、生まれた時から「災厄か幸運か」という、なんとも不穏な予言を背負った第四王女。七歳の時にあっさり森に捨てられるという、衝撃的な始まりです((((；ﾟДﾟ)))))))　もう、王族って…ひどすぎでしょ！って思いながらも、その後のミーリルのたくましさに心を打たれます。隣国で辺境伯家に拾われ、「ミリル」として、愛情いっぱいに育てられる姿は、本当にほっこりしますよね(´ω`) 辺境伯家の家族の温かさが、物語全体を包み込むような優しい雰囲気を醸し出していて、読んでいて心が安らぎました。

愛と陰謀が絡み合う王宮の闇

一方、捨てられたミーリルを置いてフラル王国では、様々な不幸が襲いかかります。まさに、予言通り「災厄」をもたらす存在として、ミーリルが扱われたことで、王室はどん底に突き落とされていく様子は、見ているこちらがスカッとしながらも、複雑な気持ちになりますね(笑)。そして、八年後。ミーリルと、彼女の婚約者、そして王家の陰謀が複雑に絡み合い、物語はクライマックスへと進んでいきます。王族の、あの、どうしようもなく歪んだ打算と、自分勝手な振る舞いには本当にイライラさせられますが(笑)、それが逆に、ミーリルの成長と、彼女の周りの人々の優しさを際立たせているんですよね。

胸キュン必至！リディアスとの絆

ミーリルを拾ってくれた辺境伯家の息子、リディアスとの関係も、この物語の大きな魅力の一つです！リディアスは、ミーリルを心から愛し、大切にします。彼の優しさ、強さ、そしてミーリルへの揺るぎない愛情は、読んでいるこっちまで幸せな気持ちにさせてくれます。二人のやり取りは、もう本当に可愛くて、何度も読み返してしまうほど！(///∇///) 王道恋愛ものとしてもしっかり成立していて、まさに理想の王子様像ですよね！リディアスとミーリルの関係性が深まっていく過程は、本当に感動的で、何度読み返しても涙腺が緩んでしまいます。

予想を裏切る展開と、爽快な結末

この物語は、王道ファンタジーの枠にとどまらず、予想外の展開がいくつも用意されています。「まさか、こうなるとは！」という驚きと、その後の展開に、ページをめくる手が止まらなくなります。そして、最後の結末は、読後感も最高！スッキリとした爽快感と、ほっこりする温かさ、そして、少し切ない余韻… 本当に素晴らしい作品だと思います。

オススメポイント！

王道ファンタジーだけど、予想外の展開にハマる！ よくある王道ストーリーかと思いきや、随所に散りばめられた伏線と、そこから生まれる意外な展開は、読み手を飽きさせません。
魅力的なキャラクターたち！ ミーリルはもちろん、リディアスを始めとする個性豊かなキャラクターたちが物語を彩り、それぞれの視点から描かれることで、より深い理解と共感を得ることができます。
胸キュン要素満載の恋愛模様！ 王道恋愛要素もしっかり押さえていて、二人の関係性が深まっていく様は、読んでいて本当に幸せな気持ちになります。
読みやすい文章とテンポの良い展開！ 難解な表現もなく、テンポよく話が進んでいくので、一気に読み終えてしまうこと間違いなしです。

まとめ

「捨てられた第四王女は母国には戻らない」は、王道ファンタジーの要素をしっかり持ちながら、予想外の展開と魅力的なキャラクター、そして胸キュン必至の恋愛模様が織りなす、まさに珠玉の一冊です。王族の陰謀、運命に翻弄される王女、そして彼女を愛する騎士の物語… この感動を、ぜひあなた自身の目で確かめてください！これは、間違いなく、あなたを虜にする一冊になるでしょう！マジでオススメ！！(๑˃̵ᴗ˂̵)و

この物語を読んだ後には、きっとあなたもミーリルとリディアスを応援したくなるはず…！そして、自分自身の運命についても、改めて考えさせられるかもしれませんね。ぜひ、手に取ってみてください！後悔はさせません！ (｀・ω・´)b