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【ラノベレビュー】喰らう獣と甘やかな獲物【葵居ゆゆ 】

喰らう獣と甘やかな獲物 ――これは、運命の出会いなのか、それとも…!?

イントロダクション:運命の甘い香り?!

皆さん、こんにちは!最近、めっっっちゃくちゃハマったライトノベルがあるんですよ!それがこの『喰らう獣と甘やかな獲物』なんです!タイトルからしてもうヤバくないですか?! 甘くて危険な香りがプンプンしてきますよね( *´艸`) いやぁ、もうね、読んでてずっとドキドキが止まらなかった!まさに神作ですわ!✨

魅力的な世界観:フォークとケーキの奇妙な共存

まず、この物語の世界観が最高!「フォーク」と呼ばれる獣人族と、「ケーキ」と呼ばれる人間…という、なんとも独特な設定。フォークは獣の耳と尾を持ち、獣化してしまう獰猛な性質を持つ一方で、味覚がほとんどないという悲しい宿命を背負っています。唯一、美味しく感じられるのが「ケーキ」だけ…という設定がもう、胸を締め付けられますよね…。そして、そのケーキを食らうフォークである第二王子クラウディオ。彼の苦悩と葛藤が、物語全体を深く、そして切ないものへと染めていきます。

主人公キアルの魅力:純粋で、そして強い!

そしてもう一人、重要なキャラクター、キアル!彼は七歳の時にクラウディオに命を救われた過去を持ち、その恩返しをするべく、遠く離れた田舎から王都へとやってきます。自分の作ったパンをクラウディオに食べてもらいたい…その純粋な気持ちに、もう涙腺崩壊寸前でした(ノД`) しかし、再会したクラウディオはキアルを覚えておらず… そこから始まる、甘く切ない物語は、読者の心を鷲掴みにします!

クラウディオの葛藤:獣と人間の狭間で…

クラウディオは、自分のフォークとしての性質、そしてそのせいでケーキを「食らう」という行為に苦悩しています。彼は自分の存在を嫌悪し、ケーキに近づくことを恐れています。でも、キアルだけは…キアルの香りだけは、彼を本能的に引きつけ、抵抗できないほどの魅力を放っているのです。このクラウディオの葛藤が、物語に深みを与え、読者を惹きつけます。

禁断の恋?いや、それ以上のもの…

キアルは、クラウディオに抱かれたことで初めて自分が「ケーキ」であることを知ります。そして、クラウディオを助けたい、役に立ちたいという強い気持ちを抱きます。クラウディオはキアルを遠ざけようとしますが、その甘い誘惑には勝てず…。二人の関係は、単なる「食う」「食われる」の関係を超えて、深い愛情へと発展していきます。この禁断の恋(?)が、ストーリーをさらに盛り上げてくれるんですよね!

甘く、切なく、そして熱い展開!

物語は、クラウディオとキアルの心の距離が少しずつ縮まっていく様子を、丁寧に、そして熱く描いています。クラウディオの苦悩、キアルの純粋な愛情、そして二人の間の微妙な駆け引き… もう、読んでてハラハラドキドキが止まらない!展開が予想できなくて、次々とページをめくってしまう、そんな魅力が詰まっています!

読後感:余韻に浸りたい…

読み終わった後、しばらくは余韻に浸ってしまいました。クラウディオとキアルの未来はどうなるのか… 彼らの関係性が、どのように発展していくのか… 考え出すと止まらない!まさに、中毒性のある作品です!これは、絶対にオススメです!!

まとめ:これは、読むしかない!

『喰らう獣と甘やかな獲物』は、独特の世界観、魅力的なキャラクター、そして胸を締め付けるようなストーリー展開…どれをとっても最高の一言!ライトノベル好きなら、絶対に読むべき作品です!甘くて危険な、この世界に飛び込んでみませんか?(๑˃̵ᴗ˂̵)و 後悔はさせませんよ! ★★★★★ これはもう神レベルの作品です! マジで読んで!マジで!!

おまけ:個人的な萌えポイント

個人的に、クラウディオがキアルの匂いに抗えない様子とか、キアルの純粋な愛情とか、もう…萌えポイントが満載すぎてヤバいです!😍 特に、あのシーンは…(自主規制)… とにかく、読んでからのお楽しみ! (/ω\)

最後に…

このレビューを読んで、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです! ぜひ、書店やネット書店で探してみてくださいね! 一緒に、この甘くて危険な世界を楽しみましょう! (o˘◡˘o) 喰らう獣と甘やかな獲物 (リンクスロマンスノベル)

タイトル 喰らう獣と甘やかな獲物
著者 葵居ゆゆ
出版社 幻冬舎コミックス
発売日 2024年11月